会社員との違いをしみじみ思う【無理しないといけなかった】
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会社員との違いをしみじみ思う【無理しないといけなかった】
ここでのテーマは、会社員との違いをしみじみ思う、です。
結論というかお伝えしたいことは、会社員時代は無理しないといけなかった、です。
先日、兄がここ実家に来ました。兄は地元企業に勤めています。母の認知症について、今後どうするかを協議することに。
ただ、兄の認知症の知識が浅すぎでした。わたしは認知症について、本でいえば、10冊くらいは読んでいて、これ、今のわたしにとっては普通の感覚です。
が、それは、日頃から忙しい会社員の普通ではなく、浅い知識で今後の事を決めようとする兄がいかにも危うかったです。
でも、思えば、わたしも会社員時代はそうでした。いつも目の前の仕事がいっぱいで、いくらこなしても、わいてきてました。
仕事でなにか調べないといけないときも、なるべく時間を掛けず準備し、会議に間に合わせることが日常だったことを思い出しました。
そんな状況なので、仕事に関係ないことは、さっぱり知らなかったです。認知症のことも、当時は、”痴呆症”って言ってました。※昭和か!です。
兄と協議しましたが、結局は、自由がきくわたしが同居して様子を見る、それしかない、でした。
会社員は、日頃から無理をしてます。親の介護は、その無理に、さらに無理を重ねる感じで、なかなか厳しいことが分かりました。※そんななかでも、やってる人は世の中にはたくさんいますが。
自分の会社員時代を振り返り、重ねることで、より強くそう思った機会でした。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
P.S.
兄が、ここ実家に来たのは、母のある認知症の進展がきっかけ。というのも先日、姪(兄の子供)がめでたく大学に合格。
それで先日、会ったものの、でも、母親は誰の子供かわからない始末。それで、兄も驚いて飛んできた、という状況でした。
ただ、もちろん、母親も、まだ「どこの誰ですか?」状態ではなく、親族の誰かだろうとあたりはついてました。でも、明らかに認知症が一段階進んだと認めざるを得ない出来事でした。
こんな感じで、段階的に他人のことがわからなくなるのだろうと思います。
わたしのこともいつか分からなくなるのかと思いますが、仮に、自分の子供とは分からなくなってもこれからも同居し、ずっと近くにいれば、しばらくの間は”自分に近しい誰か”という認識は持ち続けられるのではないか。
そのあたりを、救いにする局面も来るように思いました。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。
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