三階建ての家でもいいじゃない【分相応に】
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三階建ての家でもいいじゃない【分相応に】
ここでのテーマは、三階建ての家でもいいじゃない、です。
結論というかお伝えしたいことは、分相応に、です。
小学生の頃の話ですが(※なので、1970年代)、わたしの地元、福岡県久留米市では、平屋(一階建て)の家が、次第に二階建ての家に変わりだして、二階建ての家に住むのが経済的なステイタスになっていったことがありました。
折しも、学校の図画工作の時間で「未来の絵を描きましょう」というお題があり、わたしはこれだ、と思い、二階建ての家がさらに進み、三階建ての家が並ぶ街並みを描いたことがあります。
クラスメートは、ロボットに支配された社会とか、火星に住んでいるとか、空飛ぶタクシーとかを描いていたのに。そうすると、わたしの絵は、極めて地味といえて、担任の先生からの何とも言えない微笑みをもって、評価されたことを覚えています。
転じて、先日、読んだ本では、夢を叶えるには自分の夢と他人の夢とをごっちゃにしないこと、とありました。
例えば、億万長者になりたいとかフェラーリに乗りたいとか、よく聞きますが、もし、それが、他人の言葉を借りた他人の夢だったとしたら、決して叶うものではない、ということです。
わたしは、三階建ての家がよかったのでいまの隠居生活があるような気がしてます。
例えば、世界の名だたる企業の経営者になって、数百億規模の事業を手掛けるとか、華々しいけど、自分の夢ではなかったです。
それよりも、地味な隠居生活は、自分の夢だったからこそ、叶ったように感じています。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
P.S.
ちなみに、ロボットに支配された社会とか、火星に住んでいるとか、空飛ぶタクシーとか、昔は、突拍子もないようでしたが、もうすぐそんな時代がやってきそうですね。
”ロボットに支配された社会”は、AIとロボットに多くの仕事が奪われるとは、もはや言い古されてます(※こんな本など)。
”火星”は、つい先日、着陸した探査機から鮮明なパノラマ画像が送られてきましたね(※まだまだ住むレベルではないですがだいぶ近い存在になりました)。
”空飛ぶタクシー”も、ウーバー社が2023年の商用サービスを目指している、と(※これは早々に実現しそうです)。
話を戻すと、わたしは、小学校の卒業文集での将来の夢も「平凡なサラリーマン」でした。
その夢は叶って、今の隠居生活は”第二章”といったところです。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。