49歳で会社を早期退職。働くのは3時間の隠居生活を過ごしてます。

古物商で警察立ち入りってあるの?【急にやってきます】

    
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古物商で警察立ち入りってあるの?【急にやってきます】

古物商の警察立入りってあるの?いつあるの?何をチェックされるの?

せどり初心者

こんな疑問に答えます。

せどり歴は4年。月収70万。
安定的に生活収入を得ています。
せどりで隠居しています。

 

古物商で警察立ち入りってあるの?【急にやってきます】

警察立ち入りってあるのかというと、あります。法律(古物営業法)にも記載されており、拒否できません。

(立入り及び調査)
第二十二条 警察職員は、必要があると認めるときは、営業時間中において、古物商の営業所若しくは仮設店舗、古物の保管場所、古物市場又は第十条第一項の競り売り(同条第二項及び第三項に規定する場合を除く。)の場所に立ち入り、古物及び帳簿等(第十八条第一項に規定する書面で同項の記録が表示されたものを含む。第三十五条第三号において同じ。)を検査し、関係者に質問することができる。

わたしのところにも来ました。急なことでした。遡る2019年2月のことです。
もっとも、いつ、誰のところに来るかは決まっていないようです。わたしのところも、たまたまでした。

先日、提出いただいた、主たる営業所等届出書に記入の不備がありました。つきましては、営業所(自宅)にお伺いしますので再記入をお願いします。あわせて、立ち入り調査もします。

警察

ガビーン

わたし

※ちなみに、主たる営業所等届出書は、現時点(2020年6月)では届け出は不要になっています。

 

チェックされたのは標識と帳簿でした【Q&Aも公開】

訪問当日、立ち入りでチェックされたのは標識と帳簿でした。

標識(仕様はこちら)は玄関先に掲示しました。※写真を撮られました。

帳簿はこちらの見本にそって事前に準備しました。大きな突っ込みはなしでした。完璧に整えていなくても大丈夫です。改善事項があっても「今後、直します」で基本的には問題ないです。

以下、Q&Aです。

Q1:仕入先の本人確認はどうやって取られてますか?

警察

A1:すべてヤフオクからの仕入れ。ヤフオクで本人確認済の出品者から仕入れています。

わたし

Q2:これまで偽物を売ったトラブルはありますか?

警察

A2:ないです。アマゾンが厳しくて出品できないです。

わたし

Q3:未成年に売ったことはありますか?アマゾンは未成年も買えるのですか?

警察

A3:記憶の限りではないです。

わたし

というくらいで、無事終了。即座にお帰りになり、所要10分くらいでした。

後から思い返すと、Q1が重要な質問のようでしたがうまく答えられてよかったです。ヤフオクは出品するときは本人確認が必要ですのでね。
それから、Q3のアマゾンは未成年も買えるのか?は知りませんでしたが、ヘルプサイトの「アカウント」のところに「Amazon.co.jp は子供向けのアマゾンサービスも販売していますが、販売する相手は成人(20歳以上)のお客様に限られます」の記載がありました。

警察の関心事は、もっぱら事件の抑制だと思いますので、そうした背景が感じられる質問でした。

 

おまけ。標識はネットで簡単に購入できます

準備に関してです。帳簿はまだしも、標識だけは、来るといわれてから準備しても間に合わないです。事前に購入しておく必要があります。

わたしはこちらで買いました。記載する内容は注文時にWebから入力すればよいので簡単です。

 

警察は一般人には馴染みがありませんので怖いかもしれないですが、善良な市民である限り心配はありません。わたしのところにやって来られた警察の方も、とてもていねいで低姿勢でした。

というわけで、今回は以上です。結論としては、事前準備しておけば全然大丈夫です。

 

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