「初めて、だまされた」【ステージが上がった?】
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「初めて、だまされた」【ステージが上がった?】
ここでのテーマは、「初めて、だまされた」です。
結論というかお伝えしたいことは、ステージが上がった?です。
母親の認知症の話です。
先日、突然、買い取り業者が来ました。
そして、家にある不用なアクセサリー類を買い取り。
母親なりに身の回りの処分を始めたのかと思いました。
ところが、帰ったあと「初めて、だまされた」と。いや、意味不明です。
母親が自分で呼んで、自分で応対したのに。
さらに「大切なネックレスをだまし取られた」と。
いや、そのネックレスだけは売らなかったやつです。
そこの記憶も抜けてます。
でも、これ、どこかで見たことありました。
まさにこれです。来たか!
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※出典はこちら(認知症「いっしょがいいね」を支えるガイドブック)。
あと、先日、病院でのこと。
360円の会計に対し、母親は考えた末に、百円玉5枚と十円玉2枚を出しました。
いや、意味不明。これも、わたしにはまあまあショックでした。
そして、思い当たることありました。
それは、認知症の中等度の症状「簡単な算数ができなくなる」。
ちなみに、母親は若い頃、レジ担当でした。
当時は、人並みはずれた暗算力で、誰よりも速く仕事ができました。
それが、自慢でもありました。
そう思うと、余計にくるものがあります。
認知症には軽度→中等度→重度 の3つのステージがあります。
母親は軽度ですが、中等度にステージが上がったかもしれません。
認知症と診断されたのは今年4月だったので、約半年でのステージアップです。
ただ、下記の症状はまだ見られないです。
・意欲の低下
・家族が家族と分からない
・食べたことを忘れる
認知症はいろいろな症状が入り乱れて、少しずつ、進行していくもの。
それを実感しながらの生活です。
次回通院時には、薬を増やしてもらう相談をするか、と思案しました。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
P.S.
そういえばこんな新しい変化も。
先日、母親の口から「自分は、頭がどうかなっていってるかもしれない」と。
初めて認めました。
認知症の人は、たいてい、症状が進んでも「全然だいじょうぶ」と言うもの。
そんなとき、周囲の人は、「全然だいじょうぶではないよ」とつい、言ってしまうもの。
わたしも、躍起になって、認めさせようとしたことが何度もありました。
しかし、いざ、本人に認められるとこれはこれで、まあまあショックが大きいものです。
これも同じ本に載ってました。
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それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。
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