今日が何日か分からないことの弊害【簡単に生活がくずれる】
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今日が何日か分からないことの弊害【簡単に生活がくずれる】
ここでのテーマは、今日が何日か分からないことの弊害です。
結論というかお伝えしたいことは、簡単に生活がくずれる、です。
母親の認知症の話です。最近、今日が何日かわからない、が顕著です。弊害は、スケジュールが意味をなさなくなることです。なにせ、今日が何日かわからないので。
ずっと前にホワイトボードを購入しました。そして、こんな感じで書くようにしてます。けど、さっぱり役に立たない、機能しないです。
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改めて、認知症は記憶障害ではなく、理解能力の低下ということを思います。最後は「明日って、いつ?」という哲学的なことを言いそうな気がします。
それで、今、母親は年金生活、月17万円の収入です。でも、それも簡単にくずれます。なぜなら、先日、こんな2つのことがありました。
1つめは、年金保険の現況届の手続きがわからない。これ、手続きしないと年金が止まるやつです。2つめは、健康保険証の更新分を紛失。これ、再発行しないと自費で10割負担しないといけないやつです。いずれもわたしが手続きし事なきを得ました。
役所の手続きは認知症の人にはハードル高すぎます。もっとも、母親の認知症は診断上は”軽度”です。でも、母親にとって、役所や郵便局の手続きを自力でやるのは明確に不可能になった今日この頃。暗たんたる気持ちになります。でも、こういうときは、毎度のモットー、”深刻になるな、真剣になれ”です。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
P.S.
話は変わり、最近読んで面白かった本です。
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『最後の角川春樹』
まず、何に驚いたか?それは、何歳になっても毎年、新しい違うことに挑戦されてること。目次が年表になってます。
20代はこんな感じ。
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50代はこんな感じ。
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それで、昨今の出版不況。角川は生き残るといわれてます。なぜなら、昔からやってきたメディアミックスのビジネス構造がここにきて、さらに強いので。
メディアミックスとは、例えば、昔、『人間の証明』って、映画が大ヒットしましたよね。あのとき、同名の本もベストセラーになってます。そんな感じで、相乗効果をつくることです。
今の時代、電子書籍や音楽がネットで配信されてるので、もっと多面的な展開ができます。とはいえ、本屋さんの棚をいちばん取ってるのは角川だということ。
長年のていねいな書店営業のたまものらしいです。そして、最後は、街の本屋さんをなんとか生き残らせたい、そんな思いでいるという結びでした。
そういえば、東京駅の八重洲ブックセンターも来年3月で閉店。
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こんなに本が多い書店が存在するのか?と、わたしにとっては、東京ってすごいな、と最初に思った出来事でした。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。
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