49歳で会社を早期退職。働くのは3時間の隠居生活を過ごしてます。

転落人生のきっかけは?【先細りの仕事に就いてはならない】

  
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転落人生のきっかけは?【先細りの仕事に就いてはならない】

ここでのテーマは、転落人生のきっかけは?です。
結論というかお伝えしたいことは、先細りの仕事に就いてはならない、です。

 

 

悪趣味といわれますが、わたしは、転落人生の話に興味あります。そのココロは、比べることで自分の優位を確認するのではなく、いつ自分も転落するか分からないといつも思ってるから。なので、”転落パターン”学習しています。

 

先日、兄がここ(実家)に来ました。話題は、大学4年の長男(わたしにとっては甥)の就職活動のこと。新聞社志望である、と。

兄は地元の大企業勤務で、裕福な家庭を築いてます。そして、子供たちも恩恵を受け、卒業後、単なる借金に変わる奨学金に頼ることなく大学に通ってます。

号外を配る人のイラスト

※ちなみに、奨学金無しで大学に通えるというのは、今の時代、かなりレアなことらしいですね。

 

でも、新聞社就職は転落のきっかけになりかねないです。なぜなら、直接、兄に伝えもしましたが、新聞社はどうみても先細りだからです。

というのも、昨今は、ネットの台頭で、主力である、紙の新聞の購読者数は今後も減少の一途。そして、そうなると、全国の販売店の維持コストが、より一層、重くのしかかってきます。

どうみても、どんどん利益が減っていきます。実際、最大手の朝日新聞でさえ、不動産を持ってるから何とかもっていると言われてます。

不動産屋さんのイラスト(建物)

では、どこが良いのか?同じようなメディア産業ということでいえば、なんといっても、今はKADOKAWAです。

KADOKAWAの基本戦略は、メディアミックス。コンテンツの”原液”を出版したり、映像にしたり、ゲームにしたり、と多展開していくビジネスモデルです。これは、時代の流れにのってる気がします。

Amazon.co.jp: KADOKAWAの特集ページ!

まとめますと、今は、選択肢の広い時代です。知識の差が経済力の差になります。知識を活かして、成長産業に就けば、それだけで稼ぎやすいです。逆をいけば、いとも簡単に転落人生のきっかけになります。

 

ということで、ここのテーマでのお話は以上です。

P.S.
話は変わり、最近読んだ本がこちらです。
↓↓↓
[桐野 夏生]の路上のX (朝日文庫)
『路上のX』桐野夏生

超面白かったですよ。ひさびさに時間を忘れて読みました。これも貧困ものです。一家離散で、行き場をなくした女子高生が主人公でした。

もともと両親がレストランを経営する裕福な家庭でしたが、転落のきっかけは母親と従業員が不倫したこと。

結果、レストランはたたむことになり、そして、そのしわ寄せを子供が一身に受けるという図式でした。

 

圧巻の取材量を感じさせる傑作でした。すごく真に迫ったシーンが次々と展開され、読んでて衝撃が止まなかったです。

 

それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。

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