転落人生のきっかけは?【先細りの仕事に就いてはならない】
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転落人生のきっかけは?【先細りの仕事に就いてはならない】
ここでのテーマは、転落人生のきっかけは?です。
結論というかお伝えしたいことは、先細りの仕事に就いてはならない、です。
悪趣味といわれますが、わたしは、転落人生の話に興味あります。そのココロは、比べることで自分の優位を確認するのではなく、いつ自分も転落するか分からないといつも思ってるから。なので、”転落パターン”を学習しています。
先日、兄がここ(実家)に来ました。話題は、大学4年の長男(わたしにとっては甥)の就職活動のこと。新聞社志望である、と。
兄は地元の大企業勤務で、裕福な家庭を築いてます。そして、子供たちも恩恵を受け、卒業後、単なる借金に変わる奨学金に頼ることなく大学に通ってます。
※ちなみに、奨学金無しで大学に通えるというのは、今の時代、かなりレアなことらしいですね。
でも、新聞社就職は転落のきっかけになりかねないです。なぜなら、直接、兄に伝えもしましたが、新聞社はどうみても先細りだからです。
というのも、昨今は、ネットの台頭で、主力である、紙の新聞の購読者数は今後も減少の一途。そして、そうなると、全国の販売店の維持コストが、より一層、重くのしかかってきます。
どうみても、どんどん利益が減っていきます。実際、最大手の朝日新聞でさえ、不動産を持ってるから何とかもっていると言われてます。
では、どこが良いのか?同じようなメディア産業ということでいえば、なんといっても、今はKADOKAWAです。
KADOKAWAの基本戦略は、メディアミックス。コンテンツの”原液”を出版したり、映像にしたり、ゲームにしたり、と多展開していくビジネスモデルです。これは、時代の流れにのってる気がします。
まとめますと、今は、選択肢の広い時代です。知識の差が経済力の差になります。知識を活かして、成長産業に就けば、それだけで稼ぎやすいです。逆をいけば、いとも簡単に転落人生のきっかけになります。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
P.S.
話は変わり、最近読んだ本がこちらです。
↓↓↓
『路上のX』桐野夏生
超面白かったですよ。ひさびさに時間を忘れて読みました。これも貧困ものです。一家離散で、行き場をなくした女子高生が主人公でした。
もともと両親がレストランを経営する裕福な家庭でしたが、転落のきっかけは母親と従業員が不倫したこと。
結果、レストランはたたむことになり、そして、そのしわ寄せを子供が一身に受けるという図式でした。
圧巻の取材量を感じさせる傑作でした。すごく真に迫ったシーンが次々と展開され、読んでて衝撃が止まなかったです。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。
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