49歳で会社を早期退職。働くのは3時間の隠居生活を過ごしてます。

せどりが儲かる裏側の理由【”情報の非対称性”です】

  
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せどりが儲かる裏側の理由【”情報の非対称性”です】

ここでのテーマは、せどりが儲かる裏側の理由です。
結論というかお伝えしたいことは、”情報の非対称性”です。

 

 

すごく興味深いツイート見つけました。こちらです。
↓↓↓

長々書いてありますが、せどりが儲かる「裏側」の理由ともいうべきことが書いてあります。

そもそもせどりとは何か?からですが、それは、価格差をつくって儲けること。例えば、売り場がAmazonなら、Amazonとの価格差がつくれる仕入れ場で仕入れる。そうすると価格差の分、利益が出ます。

 

それで、先のツイートでは、仕入れ場としてメルカリが絶好である理由書いてあります。その理由は、メルカリでは、売り手と買い手に情報格差があること。

どういうことかというと、ポイントは、売り手の中に粗悪な人がいるということです。そして、それが買い手には分からない、ということです。粗悪な人とは粗悪な商品をふつうに相場で売ってる人のこと。

そうした人のせいで、優良な商品を売ってる人もあおりをくって、全体の相場が下がっているいう市場原理を指摘されています。

相場操縦のイラスト

 

 

ところで、ここで、疑問に思うかも。なんで、そんな粗悪な人をメルカリ運営は放置するのか?

それには事情があります。それは、メルカリ運営は、買い手よりも売り手を増やしたいからです。※そういえば、昔、ブックオフでも古本を買うお客さんより買い取り希望のお客さんの方が大切にされてました。あんな感じかも。

いずれにしても、この事情が、買い手と売り手に情報格差が生じる根本原因になっています。

 

一方で、Amazonはどうか?というと逆です。粗悪な売り手は締め出されます。分かりやすいのはアカウント停止。なので、相場が高く保たれます。

なので、メルカリを仕入れ場としてAmazonを売り場にすると、相場の差によって価格差となるので、儲かる、ということです。わたしはこの理論は初めて知ったので、とても興味深かったです。

 

ということで、ここのテーマでのお話は以上です。

P.S.
それでは、次なる話として、そのことを利用して、どうやればせどりの儲けにつなげられるのか?それは、自分で粗悪な人を排除すること。できるの?と思うかもですが、できます。

わたしはメルカリでなく、ヤフオク仕入れですが仕入れ場の性格は同じです。ヤフオクにはブラックリスト機能というのがあります。くわしくはこちらに書きました。

↓↓↓

予めブラックリスト者を登録しておくと入札時ブロックがかかります。数多く登録しておけばその分、粗悪な人を排除できる仕組みです。

わたしは中古家電せどりを6年やってきて、蓄積したブラックリスト者は100名超え。これ、大きな資産になってます。※実際、わりとヒットしますので、防止効果ありです。

 

 

P.P.S.
上で書いたことは難しい言葉でいえば”情報の非対称性”と言います。要は、情報格差のことです。

一般化すると、売り手と買い手の情報格差がある市場は儲けやすい、という話になります。これ、経済学ではレモン市場と言われる古典的な概念。

なので、商売においては、意識して、”情報の非対称性”の強化に努めると、利幅が大きくなり、さらに安定します。

レモンのイラスト(フルーツ)

 

もちろん、せどりも同様で、本格的にやり出すと、売り手(=せどらー)しか知り得ないことが、たくさんあることを知ります。それを使えば使うほど、買い手との差ができて利幅が大きくなっていきます。

まあ、これは、普通に日々、実践していることですが、きちんとした理論の裏付けがあるという話でもありました。

 

それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。

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