49歳で会社を早期退職。働くのは3時間の隠居生活を過ごしてます。

『転売ヤー 闇の経済学』を読んでみた【だんだん、ただの犯罪の話に】

  
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『転売ヤー 闇の経済学』を読んでみた【だんだん、ただの犯罪の話に】

今日のテーマは、『転売ヤー 闇の経済学』を読んでみたです。
結論というかお伝えしたいことは、だんだん、ただの犯罪の話に、です。

『転売ヤー 闇の経済学』を読んでみた

知ってますか?今、せどり界隈で話題みたいですね。先月の新刊です。こちら(『転売ヤー 闇の経済学』)です。どんな本かというと、転売ヤーを取材したドキュメンタリーです。おもしろいですよ。ただ一方で、ヤバめです。

紹介されていたのは、たとえば、2020年頃に流行したプレイステーション5の転売です。ここでのやり口は中国人の元締めが販売情報を流してくるので、「買い手」となってバイト代1万円を得るもの。

ありそうな話ではあります。ただ、この本に出てくる大学生は、自分でフリマサイトに流した方が利益がとれると気づき、販売情報だけもらって自分で商品を売りさばくようになります。

でも、これ、ふつうに、中国人の元締めに報復されますよね。危険でしかないです。

それからたとえば、2019年頃に流行したロレックスの転売です。ここでのやり口はまっとうでしたが、ただ、この本に出てくる会社員の方は、収益1000万円に対し、税金はまったく納めていない、と。脱税でしかないです。

だんだん、ただの犯罪の話に

読み進めるにつれ、さらに、ヤバめになってだんだん、ただの犯罪の話になっていきます。たとえば、他人のクレカ情報をハッキングし新幹線のチケットを購入し、売りさばく話がでてきます。これはいよいよ、詐欺でしかないです。

まとめとして、転売ヤーのイメージを落とすだけの本です。ただ、売れる本にするにはこんな感じに、世間の転売ヤーへの憎悪感情にこたえるものにしないといけないのでしょうね。そんなことを思いました。

ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。

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