『転売ヤー 闇の経済学』を読んでみた【だんだん、ただの犯罪の話に】 2024 12/04 Published 2024.12.04 / 松尾幸典 \ この記事を共有 / B! リンクをコピーする 『転売ヤー 闇の経済学』を読んでみた【だんだん、ただの犯罪の話に】 松尾幸典 B! リンクをコピーする 今日のテーマは、『転売ヤー 闇の経済学』を読んでみたです。結論というかお伝えしたいことは、だんだん、ただの犯罪の話に、です。 目次 1. 『転売ヤー 闇の経済学』を読んでみた2. だんだん、ただの犯罪の話に 『転売ヤー 闇の経済学』を読んでみた 知ってますか?今、せどり界隈で話題みたいですね。先月の新刊です。こちら(『転売ヤー 闇の経済学』)です。どんな本かというと、転売ヤーを取材したドキュメンタリーです。おもしろいですよ。ただ一方で、ヤバめです。 紹介されていたのは、たとえば、2020年頃に流行したプレイステーション5の転売です。ここでのやり口は中国人の元締めが販売情報を流してくるので、「買い手」となってバイト代1万円を得るもの。 ありそうな話ではあります。ただ、この本に出てくる大学生は、自分でフリマサイトに流した方が利益がとれると気づき、販売情報だけもらって自分で商品を売りさばくようになります。 でも、これ、ふつうに、中国人の元締めに報復されますよね。危険でしかないです。 それからたとえば、2019年頃に流行したロレックスの転売です。ここでのやり口はまっとうでしたが、ただ、この本に出てくる会社員の方は、収益1000万円に対し、税金はまったく納めていない、と。脱税でしかないです。 だんだん、ただの犯罪の話に 読み進めるにつれ、さらに、ヤバめになってだんだん、ただの犯罪の話になっていきます。たとえば、他人のクレカ情報をハッキングし新幹線のチケットを購入し、売りさばく話がでてきます。これはいよいよ、詐欺でしかないです。 まとめとして、転売ヤーのイメージを落とすだけの本です。ただ、売れる本にするにはこんな感じに、世間の転売ヤーへの憎悪感情にこたえるものにしないといけないのでしょうね。そんなことを思いました。 ということで、ここのテーマでのお話は以上です。それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。 ご案内 『50代から始めるせどり隠居マニュアル』 ご案内 せどり塾「松尾塾」【50代向けです】