歯車が狂って転落していく感じ【最近読んだ小説の話】
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歯車が狂って転落していく感じ【最近読んだ小説の話】
ここでのテーマは、歯車が狂って転落していく感じ、です。
結論というかお伝えしたいことは、最近読んだ小説の話です。
歯車が狂って転落していく感じ
いきなり過激ですが、こんなはずではなかった、そんなつもりはなかった、そう思いつつも、抗えないものに巻き取られ、悪くなっていく。そんな経験ないですか?最近読んだ小説の話です。
すごくヤバかったです。こちら。
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『黄色い家』川上 未映子 著
どんな話かというと、主人公は10代女子。生活観念が乏しい母親と一緒に暮らせず、家を出るもやはり生活がうまくいかないです。
生きるために、結局は1日で高額稼げる仕事に手を染めていきます。むろん犯罪、特殊詐欺。そうやって、歯車が狂って転落していく感じが絶妙に描かれてます。
転落人生ものが好きな理由
ひるがえって、わたしは昔から転落人生ものが好きです。古くは、1980年代に『お昼のワイドショー』ってあったの、覚えてますか?
再現フィルムものです。例えば、こんなやつ。
※画質悪いので、雰囲気だけ、確認ください。
子どものときから好きでした。なんで好きかというと、背筋が伸びる思いがするので。生活の破綻はささいなところにひそんでるもの。なので、のほほんと生きててはならない。そんなふうに自分事に置き換えてました。
今のわたしには、より、あてはまる
もっとも、今のわたしには、より、あてはまります。というのも、会社員では無いことでセキュリティが弱いからです(※そのくせ、いたずらにお金を持ってます)。
例えば、厄介事が生じても、会社員時代のように法務部に丸投げできないです。自分で処理しないといけないわけです。
そのためには、根本的には自分の気構えが大事といつも思ってます。また小説の話に戻りますが、でも、そうやって気持ちを張りつめていても転落するときは転落する。
さらに、斬りこんでくるところがすごくリアルで考えさせられました。それに、何よりも、感情を揺さぶられました。ご興味持たれたらぜひ読んでみてください。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。
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