違うもう一人の自分へ
ここでのテーマは、違うもう一人の自分へです。
結論というかお伝えしたいことは、自分の意思があればできるもの、です。
わたしは、新しい時代への変化をテーマにした本が出たらすぐに読むようにしていて、それでいえば、最近、不覚をとりました。今月8月6日に、こんな本が出てました。
↓↓↓
尾原 和啓さんと山口 周さんの共著、豪華すぎます。
読後感としては、とにかく深かったです。
時代が変わる順番というくだりが、とても興味深く、すなわち、変わる順番は、仕事→暮らし→社会→人生→国家(行政)である、と(※それぞれを章立てして、深掘りしてあるのでぜひ本を読んでみてください)。
それで、個人的に惹かれたのは、仮想空間(ネット空間)に異なるもう一人の自分をつくる、というもの。第二の居場所をつくって生活を多重化することで、豊かになるという未来予想。
分かりやすいところではオンラインゲーム空間がそれにあたりますね。すでに、Z世代と呼ばれる20代前半の若者世代では、未来ではなく現在において居場所のシフトが進んでいるそうです。
本の話から外れて、昔のことですが、新宿の非合法なカジノに入り浸っている友だちがいて、話によると、そこに入るとすごく快適な空間が広がっていて、食べ放題、呑み放題。
でも、素性がばれることがすごくリスクなので、偽名をつかっている、決して本名を呼ばないでくれ、と。わたしは残念ながら行く機会はありませんでしたが、自分が消える空間って何だか魅力的ですね。
強引ですが、わたしも隠居生活を、5年前の49歳に会社を辞めてスタートしたときに、世界がリセットされた感がありました。それまでの仕事とは無縁な、せどりを選び、人間関係も刷新。
村上春樹さんの小説だったか、自分のことを誰も知る人のいない世界へ移り、自分が何物でもなくなる、というストーリーに、わたしは若い頃に触れて、めまいがするほど、魅力的に感じたことを憶えています。
ただ、現実には、世間のいろいろな事柄と折り合いをつけ、辻褄をあわせていくのが人間らしい生活だ、というのを年齢を重ねるにつれ、実感してましたので、世界がリセットできるとは思わなかったです。
けど、自分の意思があれば、世界は変えられるもの。しかも、これからの時代はより簡単になっていくとのことです。
なんだか壮大な話になりましたが、話を戻し『仮想空間シフト』は、それだけ壮大なものを想起させるだけのこれからの時代の大きな変化がすごくリアルに書かれてました。
おススメです。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。
ご案内 せどり塾「ID WORKS」【50代向けです】
ご案内 『50代から始めるせどり隠居マニュアル』(無料です)