収入はそうそう変わらない、ホント?
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収入はそうそう変わらない、ホント?
ここでのテーマは、収入はそうそう変わらない、ホント?です。
結論というかお伝えしたいことは、そうでもない、です。
先日も書きましたが、この間、50代対象の『老後のお金に困らないためには』セミナーにいってきました。冒頭の講演では、やはりキャッチーな”老後2千万円問題”を引き合いに、そのなかで出たのが「収入はそうそう変わらないので、支出を見直しましょう」という話。
ただ、この話の流れはその後、
・投資をやりましょう、とか
・保険に加入しましょう、
という流れになりますが、わたしの調べでは、投資は手堅いのは年利5%くらいがせいぜいでそれでも銀行金利より格段に高いけれど、何千万か持っておかないと、目立ったリターン(貯蓄)にはならず。保険も、保険会社のビジネスモデルはお客さんへの利率以上に、投資の利率を確保すること、なので、投資に及ばない、です。
個人的には、「収入はそうそう変わらないので支出を見直しましょう」と言われますが、そもそも、その前提が正しくなくて収入は変わります。顰蹙(ひんしゅく)を恐れずに言えば、”老後2千万問題”なんて、例えば、毎月の収入を60万円にして、支出を30万円にすれば、一気に解決。おつりが来るほど、貯まります。
それでも収入が足りなかったらさらに増やせばいいだけ、と、心底、思いますが、その後のグループワークでも、わたしと同年代の会社員の方が「会社員の収入だけに頼る”一本足打法”が、いかにも弱いのは分かっているけど、なので、起業すればとも思うけれど、成功するとは限りませんからね!!」と、貫禄たっぷりに言われ、その場の空気が支配されてしまいました。
でも、そういうふうに、凝り固まっている中高年はヤバいです。冷静にそんなことも思いました。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
P.S.
それはそうと、セミナーでは、興味深い資料が紹介されました。経産省の若手官僚がまとめた日本の未来への提言書です。
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こちら
『不安な個人、立ちすくむ国家』
発表当時、またたく間に150万ダウンロードを記録し大きな議論を巻き起こしたレポートとのことです。個人的に興味を惹かれたのが「定年後の生き甲斐は?」というくだりでの60代の定年退職者の暮らし振り。
↓↓↓
わたしだ!、と思いましたが、わたしは、生き甲斐はたっぷりありますよ。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。