せどりって、お金、残るんだろうか?
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せどりって、お金、残るんだろうか?
ここでのテーマは、せどりって、お金、残るんだろうか?です。
結論というかお伝えしたいことは、ちょっと専門的ですが、適正な回転率を保てるかどうかにかかってくる、です。
先日、こんな質問をいただきました。せどりを始めて1か月の方より「今月のカードの支払額を見ると売上よりも多く、こんな事続けてお金残るんだろうか」、心配になりました、と。
わたしは、答えて「1か月めでのカードの支払額が売上より多いのは普通のことです。なぜなら、ざっくり言うと、売上より多い分のお金は在庫になっているから」と。
いただいた質問の情報量からはここまでしか答えられなかったですが、続きをいえば、今が、良い状態か、悪い状態かを見極めないといけないです。
良い状態は、以下の2つともを満たすこと。
(1)お金は残ってなくても利益は出ている
(2)仕入れたものが適切に売れている
それで、(1)は明確ですが、(2)はどうしても不明確です。これは、なぜかというと、適切かどうかは、せどりのジャンルに依存するからです。
精度をあげてお話すると、(2)を測るのが「回転率(在庫回転率)」というもので、これは、ジャンルによって、どのくらいが適正なのかが変わります。
例えば、分かりやすいところで、新品と中古では求められる回転率は、新品の方が中古よりも高いです。すなわち、新品だったら、中古よりも高い回転率を保たないと構造的に数字が安定しないです。
冒頭の質問への答えとして、結局のところは、今、コンサルを受けられているとのことだったので、「コンサルの方に、適切な回転率がどのくらいかと聞いて、目標値にするとよい」と答えました。※回転率という概念をどのくらい意識されてコンサルされているのかは分かりませんでしたが。
ちなみに、わたしの隠居せどりでは中古家電を扱っていて、回転率に関しては、先月仕入れた商品のうちの半分が、今月末までに売れるのを目標値、としています。
せどりで一番大事なのは売れ残りを作らないことで、それを測る「回転率」をずっと見ていれば、大きく外すことはない、という考え方です。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
P.S.
話は変わり、完全に趣味の話ですが、韓国の大人気ドラマ『梨泰院クラス』(全16話)を見終わりました。
↓↓↓
いやー、これは、まごうことなく傑作です。
一般には”復讐劇”と紹介されますがそんな単純なものではないです。
いろいろな見方ができて、どう見ても面白いのですが、メインとしては人はどう生きるかに真正面から向き合った作品。
象徴的なのは第15話で、”何度でもいい むごい人生よ もう一度”というドイツの哲学者ニーチェの言葉を出して(※元々の意味は、どんなに困難があろうが、それを受け入れ克服し人生を実りあるものにせよ)、「生きてさえいれば、全てが何でもない」と、主人公の亡き父親に語らせるシーンが、とてつもなく、生きる勇気を与えてくれます。
こんな重い言葉が自然にはまるストーリーになっていることだけでも、しっかりした骨太の作品であることがうかがえると思います。
語れば尽きないのですが、もうひとつだけ。
個人的には、憎たらしい程、強大だった「会長」が没落したのちに、最後、苦しまずに死を迎えられたのかが気になりました。
話の展開的に、そうしたシーンが出てこないだろうなと思ってましたが、やはり出てきませんでした。
年齢が近い登場人物が出てくるとたとえ、悪役でも、その人目線で見てしまいますね。
※Netflixオリジナルドラマなので、契約しないと見れませんが、このドラマだけのために、契約(月880円)しても十分に元がとれると思いました。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。
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