せどりは違法?陥りやすい5つの法律違反を解説【事例付き】
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せどりは違法?陥りやすい5つの法律違反を解説【事例付き】
せどりは違法なの?たまに、転売で逮捕されてるのも聞くけど大丈夫?
せどり初心者
こんな疑問に答えます。
せどり歴は4年。月収70万。
安定的に生活収入を得ています。
せどりで隠居しています。
せどりは違法?陥りやすい5つの法律違反を解説【事例付き】
結論。せどりは違法ではありません。
なぜなら、やっていることは、単に仕入れて売っているだけだからです。
世の中の小売店の個人版といえます。
でも、イメージは悪いですね。
それは「転売ヤー」の印象が大きいです。
転売ヤーは、違法ではなくても自分の利益だけ考えているので、イメージが悪くなってます。
ただ一方で、法に触れた人もいます。
ここからは、過去の報道から、法律違反の事例をご紹介します。
1.古物営業法違反
下記の記事をご覧ください。古物の免許のことが世間に注目された一件でもありました。世間的には「フリマで売っていただけじゃない。何がダメなの。意味が分からん」の感想が多かった印象でした。何が違法かというと、継続的に転売(せどり)していたのに古物の免許不所持だったことです。
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<出典:朝日新聞デジタル>
2.チケット不正転売禁止法違反
下記の記事をご覧ください。チケットの高額転売は昔から問題視されてましたが、初めて特化した法律ができたように思います。何が違法かというと、規制の対象となるチケットを転売目的で入手し、定価を超える価格で販売したことです。
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<出典: ITmedia>
3.商標法違反(偽物販売)
下記の記事をご覧ください。メルカリで偽ブランドを転売していた女性の記事です。メルカリのアカウントを大量に保有するのは、せどり界隈では、知られたノウハウですが、メルカリの規約違反でもあります。何が違法かというと、偽物を売り、商標権を侵害したことです。
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<出典:産経WEST>
4.国民生活安定緊急措置法違反(マスク転売)
下記の記事をご覧ください。記憶に新しいマスク転売です。せどり界隈では確信犯でやっている人も多かったです。せどらーのイメージを下げた一件でもありました。何が違法かというと、生活必需品を大量に買い占め、高額で転売したことです。
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<出典:毎日新聞>
5.所得税法違反(脱税)
最後に、せどらーのいちばん多くが抵触しそうなことです。確定申告洩れです。
専業:年間38万円を超える収入がある
副業:給与以外に年間20万円を超える収入がある
上記の場合は、確定申告が必要になります。申告しない場合は違法になります。
対策は2つです【知識を持ち、欲をかかないこと】
知らなかったでは済まないもの。
それも含めて、法に触れることを防ぐ対策には次の2つです。
1.正しい知識を持ち、決められたことはやること
知らずに違反しているというケースもあります。なのでまず、知識を持つことが大事。
そして、決められたことはやること。最低限必要なことは下記となります(それぞれの要件に該当した場合です)。
・古物の免許をとること
・確定申告すること
2.自分の利益ばかり考え、欲をかかないこと
こちらは確信犯のケースも多いです。生活のため、という自分本位な論理をよく見聞きしますが、いずれにしても長続きしないです。
お客さんの利益を損ねていないか、を判断基準にすることです。
さらにいえば、商売は三方良しといいますね。
・売り手良し
・買い手良し
・世間良し
商売をするものなら、誰しも大切にしなければならないことです。
自分の利益だけを考えないことが、結果的に自分の利益を最大化します。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。
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