なぜ、せどりは手元にお金が残らないのか?【原因は2つある】
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なぜ、せどりは手元にお金が残らないのか?【原因は2つある】
今日のテーマは、なぜ、せどりは手元にお金が残らないのか?です。
結論というかお伝えしたいことは、原因は2つある、です。
※本記事は、未発表(1月27日土曜日リリース予定)の『せどり隠居マニュアル2024年版』の原稿を兼ねてます。
※わたしの最新のせどり知見を結集して書いてます。
※前もって言いますと、今日も長いです。マニュアル化してから、じっくり読んでいただいてもよいです。
なぜ、せどりは手元にお金が残らないのか?
今日は手元に残るお金についてです。なぜ、せどりは手元にお金が残らないのか?です。唐突ですが、あなたはこんなふうに思ってませんか?
「せどりで利益が出たら、さっそく、それを生活費にしよう!」
わたしもせどりを始めた頃、同じように思ってました。でも、コレ、できないのです。今にして思えば、わたしもぜんぜん分かってなかったです。無知というのはコワいです。
原因は2つある
なぜ、できないのか?手元にお金が残らないのか?です。原因は2つあります。
(1)お金が在庫に換わる
(2)税金でもっていかれる
(1)お金が在庫に換わる
せどりを始めると、どんどんお金が消えていきます(※手元にお金が残るどころか手元からお金がなくなります)。
どういうことかというと、それが、せどりにおける仕入れです。
日常の買い物をイメージしてみてください。モノを買うとお金がなくなりますよね。同じことです。仕入れもモノを買うわけなのでお金がなくなります。
ただ、日常の買い物と仕入れが違うのは、仕入れた商品は売れたらお金になります。しかも、その際、利益が上乗せされますので、仕入れに使ったお金が増えて返ってきます(※これが物販のサイクルです)。
これが「複利で増やす」といわれるもの
でも、ここで、返って来たお金を生活費に使ってはならないです。そして、これが、”手元にお金が残らない”という状況のことをさしています。
なぜなら、返って来たお金は、また仕入れに使うからです。その際、利益が上乗せされた分も仕入れにまわすことで、前回よりも、多くの仕入れができます。
このロジックでせどりは売上利益を増やしていきます(※これが「複利で増やす」といわれるものです)。
では、果たして、いつ、手元にお金が残るのか?それは、売上利益を増やす必要がなくなったときです。つまり、十分に利益が出てるので、利益に上乗せされた分が生活費にまわせるようになったときです。
なので、いつ、手元にお金が残るのか?すなわち、いつ、生活費にまわせるのかは、その人によります。当然、売上利益が増えるほど、生活費にまわせるお金は増えていきます。
税金でいくらもっていかれるか?
(2)税金でもっていかれる
ただ、そうやってつくった利益も実は、生活費にまわす前に、税金でもっていかれます(※腹立たしいですね)。どのくらい、もっていかれるのか?でいえば、例えば、月に30万円の利益が出たら、6万円もっていかれます。
けっこう、高くないですか?でも、これはどうしようもないです。脱税はダメなのです。確定申告は義務になってます。
改めて、イメージしてみてください。月の30万円の利益のうち、6万円もっていかれるということは生活費は24万円しか残らない、です。
「ヤバい!もっと稼がないといけない!」
そんな思考になります。でも、これ、有効な対策があります。”節税”です節税効果を高めるには、なにより会社をつくるのがよいです。具体的には以下の2つの効果があります。
(1)所得税→法人税になり、税率が下がる
(2)経費の範囲が広がり、利益を圧縮できる
やはり、資本主義社会なので、会社を作るのは強いです。ここでは、手元にお金が残らないことでの問題の特定と解決の考え方だけお話しました。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。
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