結局、無在庫はこんな人向き【資金力がある人】
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結局、無在庫はこんな人向き【資金力がある人】
ここでのテーマは、結局、無在庫はこんな人向きです。
結論というかお伝えしたいことは、資金力がある人です。
無在庫研究がマイブーム
最近、無在庫販売の研究がマイブームです。それで、このたび、ひとつの結論を得ました。それは、結局、向いてるのは資金力がある人ということ。
えー、つまらん結論。そんな声が聞こえてきそうです。えっ、でも、そうそう、無在庫って、仕入れ資金が不要。逆に、資金力がない人向けじゃないの?
たしかに世間的にはそう言われてます。ただ、それは同時に参入障壁が低いということも意味してます。勝ち抜けるかというとまた別の話になります。
それで、勝ち抜けるモデルは、結論からいえば、ドロップシッピングといわれるモデル。仕入れ先をメーカーや卸にして在庫を持たせます。
そして、自分は在庫を持たない、つまり、無在庫です。そのうえで、Amazonが求める以下の2つの作業をメーカや卸に負ってもらいます。
(1)自分の商品としてパッケージする
(2)注文があったら遅滞なく出荷する
結局、商売は力関係
でも、そんな都合のいいこと、どうやったらやってもらえるの?そんな疑問がわくと思います。それは、ひとえに力関係です。自分の資金力や実績で、立場を強くしていく感じです。
ただ、見渡すと、世の中の商慣習ってそんなものですね。力関係の強さで商売を有利に進められるか否かが決まってます。例えば、分かりやすいのは、物販とは違いますが、下請けに泣いてもらう、とかですね。
もう一つ、無在庫で大変なのは膨大な商品の”空出品”作業。たくさん出品したもの勝ちですので。ここは、人を雇っての物量作戦が効きます。そして、そこではシンプルに”資金力勝負”という側面がでてきます。
ここまで、整理すると本流がみえてきます。無在庫に至るまではどうやら長い道のりです。まずは、”有在庫”でのメーカー・卸仕入れで実績と信用を積みます。
次にそこで得た力関係をテコに先方に、在庫をもってもらいます。そうやって、リスクの無い無在庫モデルをつくっていく。こんな感じではなかろうか、です。
大枠の仮説が大事
ここまで書いたことは、あくまでわたしの仮説です(※なにぶん、無在庫はやったことがありませんので)。ただ、大枠の仮説をもって成立してるモデルかどうかを見極めることも大事と思ってます。
せどりや物販は、大枠の仮説を持ってやってる人が少ない印象があります。やってるのは、せいぜい、この商品売れるかどうか?売れなかったら何が原因か考える。
こんなこじんまりとした仮説検証におさまってます(※もちろんこれはこれですごく大事です)。ただ、大きな絵を描けるか?ここができると差がつきますね。せどりをビジネスとして捉えるという、別次元の話でもありますので。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。
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