49歳で会社を早期退職。働くのは3時間の隠居生活を過ごしてます。

人は3回、花を咲かせられる【『風姿花伝』です】

  
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人は3回、花を咲かせられる【『風姿花伝』です】

今日のテーマは、人は3回、花を咲かせられるです。
結論というかお伝えしたいことは『風姿花伝』です。

 

 

人生のすべての悩みの答えが書かれてる本とも言われます。
それが『風姿花伝』
↓↓↓

[世阿弥, 野上 豊一郎, 西尾 実]の風姿花伝 (花伝書) (岩波文庫)

※室町時代に能を大成させた世阿弥の本です。

 

人は3回、花を咲かせられる、と。

1回めは”時分の花”。
若さゆえに咲かせられる一過性の花。

2回めは”まことの花”。
真の実力で咲かせられる自由自在な花。

有名なのはこれら2つの花ですね。

桜のイラスト「桜吹雪」

続きがあります。

3回めは、”老木の花”。
これまで築いたもので咲かせられる残花。

 

それで、その時々で咲く花を見間違えてはいけないとあります。
人生の落ち込みの原因はすべてそこにあると。

例えば、若さゆえに受け入れられているのを真の実力と見間違えてはいけないとのこと。
そして、老境にあっては、何もしないでも、そこに花が残ってる、と。

 

逆に言えば、3回、花が咲かせられるように、日々を過ごしていかないといけないという教えでもあります。

ここで「えええー、もうすでに50代なんですけど!」。いまさら言われても困る、という気持ちになるかも。

でも、だいじょうぶです。思い立った時から1回目の花を咲かせればよいです(たぶん。なぜならこれはわたしの意見)。

こじつけですが、例えば、せどり。
始めたばかりの熱情はそのときにしかありません。

次第に実力がついて築いたものができて、2回目、3回目の花が咲かせられます、きっと。
信じて、がんばってください。

ということで、ここのテーマでのお話は以上です。

P.S.

関係ないですが、昔、『圭子の夢は夜ひらく』というヒット曲がありました。
歌ったのは藤圭子さん(※宇多田ヒカルのお母さんです)。

デビュー当時の、まだ喉の手術前、ドスのきいた声はまさに唯一無二です。
すでに完成された歌のうまさが圧巻でした。
↓↓↓

ちなみに、そこで咲いてるのは「嘘の花」でした。
※2番で出てきます。

♪夜咲くネオンは嘘の花
 夜飛ぶ蝶々も嘘の花♪

嘘の花って、正体はなんでしょうか。
なんだか悲しい雰囲気がありますね。

それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。

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