志村けんさんの本を読んでみた
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志村けんさんの本を読んでみた
ここでのテーマは、志村けんさんの本を読んでみたです。
結論というかお伝えしたいことは、辛い時に読むとよいです。
近所の本屋に、ずっと並んでいて気になっていて、先日、買いました。
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15年前の本ですが、久々に付箋がたくさん付き、今後、読み返す箇所がたくさんあります。
志村けんさんって、わたしにとっては、やはり子供の時のドリフの印象が強くひたすらに面白い人でしたが、亡くなってから聞こえてくるのはとてもストイックな人だったということ。本の中でも、裏付けるように「はじめに」でこんなふうに書かれてました。
寝ないでお笑いの勉強に精を出していた。
正直言ってきつかったな。
でも、それは、人と同じことをしていたら
この業界で生き残ることは難しいのが
わかっていたからだ。
やはり一流の人が努力していないわけがない、でも、そのことを初めて気づかせるほど、志村さんの、楽しいキャラ作りがぶれてなかったことを思いました。そのギャップがすごくて、驚くというより感動しました。
本の中で、人生を1日になぞらえた箇所があって、「今は、52歳で、人生でいえば夜の時間になったけれど、ディナーが控えていると思えば、それもまた楽しい」と、とても前向きで、でも、そう言いながらも、2年後の54歳で『天才!志村どうぶつ園』をスタートされています。ただひたすらに、励まされました。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
P.S.
一方で、裏では、ビジネスマンとしての顔も持たれていて、『バカ殿様』のブランド戦略のくだりもとても興味深いです。一言でいえば「飽きられず、忘れられず」。あえて、放送回数を少なくすることで「見たいけど、たまにしかやっていない」という、腹六分めの満腹感(空腹感)を作り出し15年の長寿番組に育てた、と。
そして、続くキャラクタービジネスへの展開の話など、ビジネス書という読み方をしても、すごく面白いですよ。ぜひ読んでみてください。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。