手がかかるけど、これはお返しだと思う【母親の認知症の話です】
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手がかかるけど、これはお返しだと思う【母親の認知症の話です】
ここでのテーマは、手がかかるけど、これはお返しだと思うです。
結論というかお伝えしたいことは、母親の認知症の話です。
母親の認知症の話は、意外と反響いただきます。同世代の高い関心事であることを感じます。なので、その後の経過をお話すると、”一進一退”です。薬で止めてる(薬が良く効いてる)感じがしてます。
ただ、重要事項は、確実に忘れるようになりました。例えば、わたしが東京に帰る日を忘れては何度も聞き返します。帰ることは覚えてるけど日にちを何度も忘れます。
それで、わたしは「またすぐ帰ってくるから忘れてもいいよ」と言うことにしていますが、これは母親の気持ちを考えると正解じゃないかもです。
加えて、もう82歳なので体にもガタが来はじめています(※これまで、すごく頑健だったのですが)。先日も「膝が痛い」「朝4時に目がさめて、眠れなかった」というのですぐに整形外科に連れて行きました。原因は、膝に水がたまっていたこと。40cc抜いてもらいました。
頑健なのは、畑仕事を日課にしていたからですが、最近は、畑仕事が体の不具合の原因になってる様子です。
ただ、フカンすると、手がかかることが増えてるけど、これはお返しだと思います。というのも、母親を病院に連れて行ったとき、隣に親子連れがいました。そして、母親に甘える子供を見たとき、ああ、自分もこんなだったと、思い出しました。
わたしも子供の頃、夜中に母親に病院に連れて行ってもらったことがあります。深夜なのに、病院に電話してくれ、タクシーを呼んでくれ、一緒についてきてくれました。ぜんぶやってくれました。
先日、夕食を食べていると母親が脈絡なく、「いい人生だった」と言いました。もともとポジティブな気質で、そういうことを言いがちな人なのですが、そのときはちょっとわたしの心をうちました。ちゃんとしないといけないです。
最近は、2週間ごとに東京に3日間だけ帰る、というペースで、行ったり来たりしてます。でも、そんな短い期間でも行き来することで、なんだか距離ができて、フカンして考えることができます。ちゃんとしないといけないです。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。
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