49歳で会社を早期退職。働くのは3時間の隠居生活を過ごしてます。

メーカー(上流)仕入れって上手くいくのか?

  
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メーカー(上流)仕入れって上手くいくのか?

ここでのテーマは、
 
メーカー(上流)仕入れって、
上手くいくのか?です。
 
 
 
 
結論というか
お伝えしたいことは
 
上手くいくかどうかは
自分と付き合うことで
メーカーにとって
メリットがあるかどうかに
かかってくる、です。
 
 
 
 
 
 
 
 
これからは、
メーカー(上流)仕入れに
力を入れていきます、と
何人もの人から
聞いたことがあります。
 
いまの流行でも
ありますね。
 
 
が、
わたしには
聞くたびに、
危うさを感じる点が
あります。
 
 
 
 
 
 
俯瞰した
話から入りますが、
 
そもそも
ネット物販は
構造的に卸を必要と
しないものです。
 
 
 
 
どういうことかというと
 
ネットが
登場する以前の時代は
 
消費者からしたら
欲しいものがあっても、
 
自分の近くに
小売店がないことには
手に入りませんでした。
 
 
そこで
メーカーとしては
販売網を広げていく
動きになりますが
 
その際に、
メーカーが
小売店と直取引すると
膨大な数量で
さばききれないため、
 
そこで
卸が仲介するという、
卸の存在意義が
ありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
しかしながら
ネットが登場し
普及した時代になると
 
消費者は
自分の近くに
小売店がなくても
 
ネットから
買えるように
なりました。
 
これに伴い
卸の存在意義が
揺らいできたという
流れがあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
翻って考えると
 
いま、流行っている
メーカー(上流)仕入れも
同様で、卸そのものです。
 
 
一方で、メーカーとしては
卸の取り分を削減し、
自社の利益を増やす動きとして、
 
卸を必要としない
ネット直販に乗り出すことは
今や当たり前の選択肢です。
 
 
 
 
 
 
つまりは、
メーカー(上流)仕入れでは
自分(”一見さん”のせどらー)が
そこに割って入り、
 
自分と付き合う方が
メーカーにとって
メリットがあることを
示さないといけないです。
 
 
 
 
 
 
では、どんなメリットを
示すのか?ですが、
 
例えば、
 
・メーカーをしのぐ
 資金力がある。
 
・メーカーが
 リーチ出来ない
 お客さんを持っている。
 
といったところです。
 
 
 
 
 
 
 
 
もし上記のようなことが
無ければ、リスクをとる
しかないのですが、
 
例えば、
 
・必達の販売数を約束して
 未達の場合は違約金を払う。
 
です。
 
 
これなら、
メーカーはノーリスクですので
付き合うメリットが生じます。
 
 
 
 
 
 
 
 
ただ、さらにいえば
そもそもメーカーにとって
”一見さん”のせどらーは
 
売上代金をきちんと
払ってくれるかすら
分からない存在です。
 
 
 
 
こう考えてくると、
メーカー(上流)仕入れは
 
まずは、自分で
ゼロから開拓するのは
かなり難易度が高く、
 
すでに
メーカーとのパイプを
持っている他人から
学ぶしかないです。
 
 
 
 
 
 
そして、
その他人が、
メーカーに対し
付き合うことでのメリットを
明確に打ち出しているのか、が
 
学ぶ人の選ぶ際にも
判断基準になってきます。
 
 
 
 
最後、シビアな感じに
なりましたが、
 
メーカー(上流)仕入れを
検討されている方の
お役に立てばと思って
がっつりと書いてみました。
 
 
 
 
ということで
ここのテーマでの
お話は以上です。
 
 
 
 
P.S.
 
わたしも、一時期、
メーカ(上流)仕入れに
乗り出すことを考えましたが、
 
どうも勝算がなく
今では見送り模様です。
 
 
 
 
上に書いたこともありますが、
基本的にメーカー仕入れは
”ゼロサム”で
 
やる人が増えてくると、
自分の取り分が少なくなる
構造のように感じるからです。
 
 
 
 
 
 
 
 
P.P.S.
 
救いのない結末になると
よくないので、
 
もうひとこと書きますが
 
 
そんな厳しい環境や
たくさんの課題があるなかで
成功している人は
 
おのずと相当な実力者という
ことになります。
 
 
学ぶ人さえ間違えなければ
悲観するものでもないと、
あわせて、思います。
 
 
 
 
 
 
それでは。
 
お付き合いいただき、
ありがとうございました。

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