『推したちとどう生きるか』【せどりの話はでません】
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『推したちとどう生きるか』【せどりの話はでません】
今日のテーマは、『推したちとどう生きるか』です。結論というかお伝えしたいことは、せどりの話はでません、です。
あなたには推しはいますか?
わたしは途切れることなく本を読んでます。それで、たまに衝撃的なのに出会います。今日もそんな本です。このブログ3日分くらいのネタがあります。でも、そうもいかないので1日に凝縮します。
前置きが長くなり、すみません。こちらの本(『推したちとどう生きるか』)です。著者は三宅香帆さん(31)、先日7月17日の発刊です。さっそくベストセラーになってますね。
さて、あなたには推しはいますか?わたしはあえていえば乃木坂46です。でも、どうやらこの本によると“推し”ではなく“好き”らしいです。
推しは自分の夢を代わりに叶える存在です。たとえば「東京ドームに立ちたい」。そんな推しの夢が叶えられたら、一緒に泣かないといけません。なぜなら、そこでは「自分のことのように嬉しい」ではなく「自分のこととして嬉しい」からです。完全に同化してます。たしかに、わたしは乃木坂46に対し、そこまではないです。
そもそもどんな本か?
そもそもどんな本か?ですが、今、流行の「推し文化」は実は、日本の近代化の物語のなかにあったという壮大なテーマで書かれてます。たくさんの興味深いトピックがありましたが、いちばんをご紹介します。
推される存在といえば、多くの場合、アイドルが担います。それで、アイドルの定義を「未完成な若者」としています。なぜなら、夢が叶っていないからこそ応援できるからです。
ただ、このアイドル像に至るには変遷がありました。このあたりがおもしろいです。それでは、もともとのアイドルとはですが、それは1971年に日本上陸したミッキーマウスです。完全無欠の存在です。
なぜなら、歳をとらない、卒業しない。まさに永遠のアイドルです。そして、いちばん大事なことをいえば、傷つかない、です。なので、ミッキーは決してYouTubeで「大切な報告」といった不穏な動画を配信することもないです。
ただ、このアイドル像に手塚治虫が挑んだのが鉄腕アトムです。アトムは傷つきます。大人になれない子どもの身体を授けられ、どう生きていくのか常に葛藤します。このあたりは、今のSNS時代の生身のアイドルの重要な要素になってます。
さらにいえば、アイドル像は大人が周到につくりあげたものである、と。たとえば山口百恵さん。あの頃のトップアイドルは10代、とても幼いです。ともすれば、大人は性的な目線を向けがちです。
でも、そんな世界観にならないよう、大人は「親」、アイドルは「子」と位置づけて、成長を温かく見守ります。そして、そこでいう大人に世間のすべての視聴者を巻き込むという構図です。
ここからはわたしの経験もまじえます
話は尽きないのですが、ここからはわたしの経験もまじえます。『夕焼けニャンニャン』って番組、みてましたか?わたしも高校生の頃、毎日みてました。
それで、思い出してハッとする出来事がありました。大人気メンバー新田恵利さんについて、番組内でこんな発表がありました。「今日は中間テストなのでお休みです」。
これ、今だったら「それでもプロか!」とツッコまれそうです。なぜなら、たとえば会社員だったら、プライベートより会社優先です。
でも、おニャン子クラブでは“学校”という世界観がとても重要でした。なぜなら、学校は成長半ばで未完成な若者=アイドルが存在する場所だからです。なので「中間テストなのでお休み」が成立するのです。
だらだらと書いてすみません。しかも、前代未聞に超長くなりました。ただ、ちょっとでもおもしろさを感じられたら、ぜひ読んでみてください。こちらの本(『推したちとどう生きるか』)です。
それでは。今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
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