そこは弱いです【変な意味ではなく】
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そこは弱いです【変な意味ではなく】
ここでのテーマは、そこは弱いです。
結論というかお伝えしたいことは、ガンで入院するシーンです。
※今日は趣味の話題に終始しますが、よろしければお付き合いください。
わたしは好きな作家のひとりに角田光代さんがいます。
53歳で、同年代。
わたしの勤めていた会社の文芸誌でデビューされたので、若い頃から知ってました。
新作『銀の夜』(2020年11月発刊)も、いつもの角田さんの文体で心地よく読めました。
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作中で、主人公の母親が末期ガンと分かり、入院するシーン。
いつも強気の母親が、病室にクマのぬいぐるみを連れていく描写が秀逸でした。
この手のはわたしは弱いです。
涙が出そうという意味で。
わたしの父親もガンの入院生活が長かったので、状況がオーバーラップします。
同じように、父も強気でしたが、最後に投与した抗がん剤の副作用が激しく、取れない手足のしびれが日常生活に支障をきたしました。心が折れた、というか、回復が望めないことを悟り、諦めた感じでした。
忘れもしないベルケイドという名前の抗がん剤でした。
悪い薬なのかというとたぶん違うと思いますが、相性は悪かったです。
本日から、親元に帰省予定です。
今年は、親元の福岡県久留米市に滞在する期間を2倍にします(昨年比)。
高齢の母親との時間がかけがえがなくなってきていることを思うからです。
ということで、ここのテーマでのお話は以上です。
P.S.
ついでに角田光代さんの作品では『八日目の蝉』が傑作。
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映画も傑作なので、ぜひ見てみてください。
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P.P.S.
わたしは今や、運動もVRでやるので家から一歩も出ない日が、1週間のうち5日くらいあります。
※コンビニすら、行きません。
なので、コロナ禍の緊急事態宣言の肌感覚がないのですが、帰省すると連絡したら、兄が、今度ばかりはかなり気をつかってる様子。せっかくの帰省ですが、今回は兄夫婦とは会わないことにしました。
おそらく会社組織にいるとコロナ対策も独自の行動原理が働いて、それはわたしの考えの及ぶものではない気がします。
それでは。お付き合いいただき、ありがとうございました。